ケアマネージャーのための介護認定の手続き

区分変更

区分変更

区分変更するのが正しいとは限りません。

 

区分変更は利用者とご家族にメリットがあるかどうかで判断しましょう。

 

「要介護認定・要支援認定申請書」は区分変更、
つまり有効期間の途中で利用者の状態が変ってしまったとき、
現在の介護度に見合わなくなった場合、
認定のやり直しを求める際にも提出をします。

 

ですが、区分変更をすべきかどうかは、
その判断に注意が必要です。

 

単純に、「今の介護度が本人の状態に見合わないから」という理由だけで
区分変更はすべきではありません。

 

敢えて次の更新まで待ったほうが良い場合も少なくないからです。

 

たとえば、グループホームを利用することができるのは、
要支援2から要介護5までの人です。

 

この人たちは介護度がどう変ろうと、
グループホームを利用することができることに変わりはありません。

 

それなのに、利用者の状態と現在の介護度が見合わないからと言って
区分変更をかけ、介護度が重くなったとします。

 

しかし、介護度が重くなれば介護保険の自己負担が高くなります。

 

利用者の状態から見て妥当な介護度であったとしても、
使うサービスに変りがなく、自己負担が高くなるとすれば、
利用者本人にも、ご家族にとってもなんのメリットも無いことになります。

 

このように、利用するサービスが変らないのであれば、
利用者の状態が変っても、わざわざ区分変更をしないほうが良い場合もあります。

 

つまり、区分変更は、利用者の状態が変って新たなサービスを入れたいのに、
今の介護度の支給限度額では必要なサービスを入れることが出来ないときに
行なうと良いといえます。

 

ただし、どんな判断をするときも、利用者とそのご家族の意見が優先です。